会社開業をするためには、様々な事柄を決めなければなりません。その中でも会社にかかる税金対策は、始めのうちから行っておく必要があります。
そこでこちらでは、会社開業の際に知っておきたい税金対策についてご紹介いたします。
会社開業をする際に最も重要なポイントとなるのが資本金の設定ではないでしょうか。
新会社法により、資本金を最低でも1000万円準備しなければならないという制度が廃止されました。そのため、資本金1円からでも会社開業をすることができるようになったのです。
節税の観点からいくと、資本金の額は1000万円未満がベストな金額と言えるでしょう。資本金が1000万円以下ですと法人税や消費税などにおいて様々な優遇措置を受けることができるのです。
もちろん資本金が少なすぎるのは会社の信用度を低くしてしまう可能性がありますので、ある程度の資本金を準備しておくようにしましょう。
会社開業をする際には、決算日を設定する必要があります。自由に決算日を決めることができるので、できるだけ売上の変動が大きい月を期末にするのは避け、期首に設定するようにしましょう。節税対策をするためには、利益をある程度予測した上で行わなければ大損となってしまう可能性があるので、利益を予測するのが難しい売上の変動が大きい月は期首に設定するようにし、期末には安定した売上が見込める月に設定するのがベストなのです。